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お見舞い2度目 

先週とは違い、今日は嬉しそうな表情を浮かべ、父の兄が来たことや、母が来たことなどをきちんとわかっていた。でも喋ることが面倒くさそうで、なかなか声を出さない。

仕方がないので九九をした。
「ににんが?」
『し』
「にく?」
『じゅうはち』
そんな感じで、ぼくが九九の問題を出すと父はかなりの高確率で答えを声に出して答える。もし大学に行けていたら、数学の先生になりたかったと言っていただけに、父は計算問題が好きだ。ただ計算ばかりではおもしろくないので「さんし」の答えだけは「いらっしゃい」と答えさせるようにしている。。。

実家で自宅介護をしていたときも、週末にぼくが帰ると父はひたすらじーーーっとぼくの顔を見る。なにか聞きたいことがあるのかと聞いても、何もないという。でもじーっと見る。そして何時間だかぼくの顔を見続けて日が沈む頃、ぽつりと、訳の分からないことをぼくに言うことがある。今日もそうだった。

「○○(ぼくの名前)、お前はもう病院から追い出されるぞ!」
「どうして?」
「お前は大きくなり過ぎた・・・」

笑いをこらえながら、父がどんな夢を見ているのか、何を思いついて、そんな言葉に辿り着いたのかを必死にぼくは考える。でも、全然その脈絡がわからなかった。
不思議とシュールな気持ちよりも、とにかく面白くてたまらなかった。


追記:昨年末から作っていた、テーブルの下に置く棚が、今日やっと完成した。母がたいそう喜んでくれた。

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