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89日目 水頭症手術から6日目 

病室につくと、父は「吸飲」を受けていた。
「吸飲」という漢字でいいのかどうか、分からないけど、取りあえずその「吸飲」とは、ボンベで空気を送りながら、口の中にスチームを入れる治療である。


母が言うには、父は「吸飲」が大好きのようだ。
確かに、吸飲を受けている時はとても気持ち良さそうな顔をする。


寝たきりの父は、あまりうまく痰を切れない。ゴホゴホと咳をして、痰が切れても、上手く飲み込めないことが多い。口に残った痰が舌にこびりついて、逆向きのツララが引っ付いているような状態になる。
「吸飲」をすると、どうやらそのツララ状の痰が解け、取れやすくなるようである。


転院する前の病院では「吸飲」治療はなかったので、父の舌はツララが立ち放題になり、舌や口の奥のほうで、所々から血が滲んでいた。
転院先のこの病院では、1日に何回か、定期的に「吸飲」をしてもられているので、以前程酷い状態ではなくなった。

舌ブラシ(ぜつぶらし)を使えば、舌もきれいに維持できる。一昨日、母は看護士さんから舌ブラシを持って来るよう頼まれていたので、おそらく舌ブラシも既に使われていたのだろう。昨日よりだいぶ舌がきれいになっていた。


意識は、昨日より弱かった。
でも、見よう見まねで買った本を参考に、父の腕をマッサージしてやると、意識レベルも多少よくなった。マッサージをしている最中に
「痛くない?」
と聞くと、首を横に振ってくれるようなった。

あくびをした後、咳をして、口をもぞもぞしているので
「痰とってもらう?」
と聞くと、首を縦に振ったりできるようになった。
でも、
「右手上げて!」
と言っても、今日は上げることができなかった。

マッサージをし始めると、脈が120代から110代へ、そして最終的には100前後に落ち着いた。看護士さんからは、「脈は100が一番いいんですよ」と言われている。
帰るときには90代になっていたが、疲れて眠っていたのだと思う。


昨日、一昨日から急に寒くなり、日干しもしないで冬物のセーターを押し入れから引っ張り出して着たので、ぼくはアレルギー性鼻炎になってしまった。
くしゃみをしながら、腰に負担のかかるマッサージをしたので、しばらく腰の痛みが取れなかった。明日は、もうちょっと自分の腰も考えたマッサージをしよう。

コメント

コメントありがとうございます。
葉巻を吸うようにスチームを吸っていたので「吸飲」というのかなぁと思っていましたが、なるほど。
「吸入」なんですねぇ。ためになります。
ヘビースモーカーだったせいか、37度代の熱が出ると、「吸引」でも取りきれない痰のねばねばがあるようで、父は「吸引」は辛そうです。
鼻炎のせいか、このところの寒さのせいか、ちょっと軽い風邪を引いてしまったようです。今日は控えめな面会にしようと思っています。

お疲れ様です。口腔・気管の加湿をして痰などを取れ易くするのが「吸入」、吸入後や痰が出た時に器械で吸い取るのが「吸引」です。口腔内を清潔に保つ他、誤嚥や肺炎予防にも効果的です。看護婦や理学療法士は、マッサージや車椅子への移動、体位変換などを行う際は、自分の腰や筋肉を痛めないで、なおかつ患者さんに負担をかけない手技を習得しています。頑張りすぎて腰痛がひどくならないよう、あ、あと鼻炎、お大事に。

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