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空と風太 

実家に猫が2匹居着いた。

夜中に着くと、猫がバタバタと飛び出してくる。
実家に着いてほっとする気持ちと無意識に緊張している気分が、猫に掻き乱される。


昔から父は猫嫌いだった。メダカやカブトムシ、インコや犬は許してくれた。でも猫だけは、妹がねだっても飼えなかった。

猫をかわいいけれど、いうことをきかない。我が儘で気まぐれな猫を「飼う」ということにぼくは違和感を感じる。それにぼくは猫アレルギーだから、父の猫嫌いを歓迎していた。


父は昨年から車椅子の生活になり、集中力も衰え、以前のような頭の冴えは失われている。一方父が、愛すべきもにもっともっとまわりにいて欲しいと思っているような雰囲気を、傍目に感じていた。


猫は、父の膝に乗ったり、ベッドに上がり込んでくる。

そんな猫が父は好きになったらしい。

ぼくはこの間はじめて猫を、ソラ、フウタと呼んでやった。

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