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お見舞い 

父が入院したので、ぼくは久しぶりに由布院のリハビリ病院へ行った。入り口には相変わらず猫の皿が置いてあって、由布岳はうっすらと雪化粧をしていた。
昨年入院していたときは個室だったが、今回は他人との関わりを持って欲しいし、お金もないので4人部屋だ。

父はなんだかやけに寝まくっていた。ぼくがお見舞いに行ったのが夕方だったから疲れていたのか、拗ねているのかわからなかったけれど、表情が家にいたときよりいいと感じた。

最近の父は家にいても、口を横に曲げて下顎をちょっと突き出したりして、回復するスピードよりもボケていくスピードの方が進んでいるのではないだろうかなどと不安になっていた。

入院して、少なくとも『退屈極まりない・・・』なんて表情がどこにもなかったのが、消極的ながら嬉しかった。

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お見舞い2度目 

先週とは違い、今日は嬉しそうな表情を浮かべ、父の兄が来たことや、母が来たことなどをきちんとわかっていた。でも喋ることが面倒くさそうで、なかなか声を出さない。

仕方がないので九九をした。
「ににんが?」
『し』
「にく?」
『じゅうはち』
そんな感じで、ぼくが九九の問題を出すと父はかなりの高確率で答えを声に出して答える。もし大学に行けていたら、数学の先生になりたかったと言っていただけに、父は計算問題が好きだ。ただ計算ばかりではおもしろくないので「さんし」の答えだけは「いらっしゃい」と答えさせるようにしている。。。

実家で自宅介護をしていたときも、週末にぼくが帰ると父はひたすらじーーーっとぼくの顔を見る。なにか聞きたいことがあるのかと聞いても、何もないという。でもじーっと見る。そして何時間だかぼくの顔を見続けて日が沈む頃、ぽつりと、訳の分からないことをぼくに言うことがある。今日もそうだった。

「○○(ぼくの名前)、お前はもう病院から追い出されるぞ!」
「どうして?」
「お前は大きくなり過ぎた・・・」

笑いをこらえながら、父がどんな夢を見ているのか、何を思いついて、そんな言葉に辿り着いたのかを必死にぼくは考える。でも、全然その脈絡がわからなかった。
不思議とシュールな気持ちよりも、とにかく面白くてたまらなかった。


追記:昨年末から作っていた、テーブルの下に置く棚が、今日やっと完成した。母がたいそう喜んでくれた。

退院 

一昨日の水曜日、突然退院を申し渡された。
金曜か、月曜に退院してくれと。

もともと、一番寒い時期に雪なんか積もってリハビリに行けないと困るから入院していたから、いつ退院してもいいとは思っていた。それにしても急だ。

ただ、先週当たりから日々相当寂しそうな父の表情を見ていた母にすれば、渡りに舟だったらしい。

介護で母の体力や気力を心配していて、この入院で少しでも母が休めたらいいと思っていた。
でも、母にすれば、自宅介護をしていることが既に生活のリズムになっているのかもしれない。強がっていなければいいんだけど。

心配しても仕方がないし、ともあれ、帰ってきて父は嬉しそうなのがなにより!

ブログ再開 

引越しました。

日記を書かないでいると、過去がぼんやりし始めていることに気づき、
とにかく再開しようと、とりあえずFC2ブログに引越して、再び記録を残そうと。




父は元気です。自宅でテレビを見たり、ゴンタにガムをあげたり、お箸で茶碗をならしたりしています。『とろみ』の粉を入れて、とろとろにしたお茶やお味噌汁を飲み、お粥や煮物やクッキーをおいしそうに食べております。
まだ自由に歩いたりはできませんし、倒れる以前のような頭の切れは戻っていません。


でも、九九はできるし、ぼくたちを叱ったり、一緒にお風呂に入ったりすることができるようにもなっています。


母も、犬のゴンタも元気です。妹は名字が変わってしまいました。ぼくも相変わらず元気です。

今後もどうぞよろしくお願いします。

花粉症 

今週末、退院しているはずの父と久しぶりにお風呂に入るのが楽しみ♪

だけど、実家の周囲は杉林。町にいるのに花粉症になっているのに、杉林の前にいったら・・・。

今年はすこしだけ、花粉の飛散が早いようで、つらいです。

久しぶりの入浴 

父が入院していた3週間、父のいない実家で、母と2人で過ごしているのが正直しんどかった。父が倒れるまで、ぼくは両親とはあまり折り合いがよくなかったことを思い出した。

父が帰ってきたけれど、母とぼくの関係はなんかちょっとギクシャクしているような感じ。でも父と一緒に風呂に入っていると、気持ちのケバケバしい部分が柔らかく湯気にとけていくような感じになった。

面倒臭いのか、父は前にも増して無口になった。右手と首だけで、様々な意思表示をする。

そんな父が、4週間ぶりのぼくとの風呂で、初めて鼻歌を鳴らした。

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